ウィジェット開発のスタート

出典:ArcGIS Experience Builder - Guide - Getting started with widget development

ArcGIS Experience Builder は、React と ArcGIS Maps SDK for JavaScript を使用して構築されています。これにより、特定のワークフローに合わせて、カスタム ウィジェットを作成することができます。独自のウィジェットを作成するには、以下の基本的な理解が必要となります。

  • TypeScript は、JavaScript のスーパーセットです。TypeScript は、ウィジェットの開発に使用される言語です。
  • React は、ユーザーインターフェースを作成するための JavaScript ライブラリです。React は DOM を抽象化したもので、アプリケーションや UI を様々な状態で考え、それらの状態をレンダリングすることで、UI の一貫性を保つことを容易にしています。
  • JSX は JavaScript の拡張構文で、React を通じてウィジェットの UI のあるべき姿を記述することができます。
  • Jimu は、Experience Builder がウィジェットを作成する際に使用する JavaScript ライブラリです。

インストール

Experience Builder は、インストール用の ZIP ファイルとして提供されています。詳細については、インストールガイドを参照してください。

ウィジェット

ウィジェットは、Experience Builder で設定可能で共有可能な機能群です。基本的に、ウィジェットは jimu フレームワークによってこれらの共通のプロパティが設定された React コンポーネントです。

  • ウィジェットの設定 (id、label、configなど)
  • state や isClassLoaded などを含むウィジェットのランタイム情報
  • ローカル言語の文字列
  • データソースのインスタンスとステータス情報
  • URL パラメータ情報

必要最小限のファイルですぐに始めるには、your-extensions\widgets フォルダ内の simple widget を参照してください。

ウィジェット開発の詳細については、ウィジェットの実装について学習してください。

基本的な考え方

Experience Builder 開発が初めての方で、基本的な考え方を理解したい方は、以下をチェックしてください。