概要

出典:ArcGIS Maps SDK for JavaScript-Get started - Overview

ArcGIS Maps SDK for JavaScript を使用してアプリケーションを構築する場合、複数の選択肢があり、それぞれの目的や要件に応じて利点が異なります。小規模なプロジェクトでは、ArcGIS Content Delivery Network (CDN) を利用するのが最適な方法です。最新の JavaScript フレームワークやビルド ツールを使用して構築された大規模または複雑なアプリケーションでは、npm からコンポーネント パッケージをインストールするのが最も良い方法です。

CDN

ArcGIS CDN を使用すると、ローカルにパッケージをインストールしなくても、アプリケーションに SDK の機能を簡単に組み込むことができます。これは、シンプルなアプリケーションや迅速なプロトタイピング、または最適化されたクラウド キャッシングを活用してモジュールのダウンロードを高速化したい場合に最適です。

npm

より複雑なアプリケーション、特に最新のビルド ツールや ReactVueAngular のような JavaScript フレームワークでアプリケーションを構築する場合は、JavaScript Maps SDK を npm 経由でインストールすることをお勧めします。これにより、npm のパッケージ管理機能を利用してあらゆるパッケージをプロジェクトの依存関係として管理できるようになり、WebpackVite のような最新のビルド ツールとよりシームレスに統合することができます。JavaScript Maps SDK の各コンポーネント パッケージはフレームワークに依存しないように設計されており、ほとんどの JavaScript フレームワークまたはフレームワークなしでも互換性があります。 しかし、コンポーネントを特定のフレームワーク内で使い慣れたものにするために、よりカスタマイズされたエクスペリエンスを提供する追加パッケージが用意されています。@arcgis/map-components の場合、@arcgis/map-components-react@arcgis/map-components-angular が npm パッケージとして利用可能です。

アクセス トークン

注 : アプリケーションが認証に ArcGIS アイデンティティのみを使用している場合は、このセクションをスキップできます。詳細については、security and authentication documentation を参照してください。

ベースマップ、ジオコーディング、ルーティングなどの ArcGIS サービスにアクセスするには、アクセス トークンが必要です。ポータルにアクセスし、特定のニーズに合わせてカスタム権限とリファラを持つアクセス トークンを作成します。チュートリアルやサンプルの説明で必要な場合は、アクセス トークンを含めてください。global API キー だけでなく、特定のクラスでより細かい API キーを使用することもできます。