Jimu

出典:ArcGIS Experience Builder - Guide - Jimu

Jimu

Jimu は、設定可能なエクスペリエンスを作成するために使用される JavaScript ライブラリで、以下のようなパッケージで構成される拡張フレームワークです。

  • jimu-arcgis パッケージは、ArcGIS Maps SDK for JavaScript を実行するためのクラスとメソッドが含まれています。よく使われるクラスは JimuMapViewJimuMapViewComponent です。
  • jimu-core パッケージは、ウィジェットのプロパティ、メッセージ アクション、データ ソースを扱うためのインターフェイスと型を提供します。また、エクスペリエンスを通じて使用されるいくつかのクラスも定義しています。
  • jimu-for-builder パッケージは、SettingChangeFunctionWidgetSettingProps といったウィジェット設定ページを開発するためのクラスを提供します。
  • jimu-for-test パッケージは、ユニット テストに使用できるクラス、型、関数が含まれています。
  • jimu-ui パッケージは、エクスペリエンスが使用するすべての UI コンポーネントが含まれています。パフォーマンス上の理由から、UI コンポーネントは 3 つのカテゴリに分かれています。jimu-ui のエントリには、ButtonInput などの一般的な UI コンポーネントが含まれています。jimu-ui/basic 以下のエントリには、ColorPickerQRCode などの目的に応じたコンポーネントが含まれます。jimu-ui/advanced 以下のエントリは重く、複雑です。例えば、setting-components エントリには、ウィジェットの設定で使用される可能性のある複数のコンポーネントが含まれています。

これらのパッケージは同じ構造パターンを使用しているため、同じベストプラクティスに沿って使用することができます。各パッケージは import するためのいくつかのエントリを定義し、これらのエントリはパッケージのルートフォルダの下に置かれます。lib フォルダ内のコンテンツは,パッケージの内部コンテンツとみなされますので,ウィジェットには import しないでください。例えば、jimu-uiButton コンポーネントを使用する必要がある場合は、import {Button} from 'jimu-ui' ではなく、import {Button} from 'jimu-ui/lib/components/button' のようにインポートする必要があります。