スタートアップ ガイド

ArcGIS Web AppBuilder とは?

ArcGIS Web AppBuilder(以下、Web AppBuilder)は、コーディング不要、インタラクティブな操作で Web アプリを作成可能なアプリケーション ビルダーです。
Web AppBuilder は、Web マップと呼ばれる、さまざまなデータを地図上に重ね合わせ、表示スタイルやポップアップを定義したマップをもとにアプリを作成します。
アプリの外観を決めるテーマと、機能を提供するウィジェットを選択していくことで、独自のアプリを作成していきます。

Web アプリの作成

  1. Web マップの作成
    ハッカソン向け資料 - 地図にデータを可視化する を参考に、アプリで使用する Web マップを作成します。

  2. Web AppBuilder の起動
    作成した Web マップを保存したら、[共有] をクリックします。[Web アプリの作成] から [Web AppBuilder] を選択、[開始] をクリックして Web AppBuilder を起動します。 Web AppBuilder の起動

  3. テーマの選択
    アプリの外観は、テーマと呼ばれるテンプレートによって決められます。テーマには、色を設定するスタイルや、ウィジェットの配置を定義するレイアウトなどが含まれます。
    テーマの選択

  4. ウィジェットの追加
    アプリの機能は、ウィジェットを選択することで追加していきます。追加したい機能を持つウィジェットを選択して、アプリ固有の設定は構成パネルで決めます。ウィジェットを組み合わせることで、さまざまな目的に適したアプリを作成することができます。 ウィジェットの追加

  5. アプリの保存、起動
    アプリを作成できたら保存して起動してみましょう。 アプリの保存、起動

ArcGIS Web AppBuilder (Developer Edition)

ポータルサイトに組み込まれた Web AppBuilder を利用してアプリを作成するほかに、開発者向けに Developer Edition が提供されています。
Developer Edition は、テーマやウィジェットを開発可能で、Web AppBuilder に独自の機能を追加することができます。 Web AppBuilder が提供するテーマやウィジェットを活用したアプリを作成できるので、コストを抑えたアプリ開発を実現します。