コンポーネント

出典:ArcGIS Maps SDK for JavaScript - Components

ArcGIS Maps SDK for JavaScript コンポーネントは、最小限のコードで Web アプリを構築するための事前構築された UI コンポーネントのコレクションです。

標準ベースの Web コンポーネントとして構築されており、JavaScript Maps SDK のコア API を再利用可能なカスタム HTML 要素(例:<arcgis-map></arcgis-map>)に拡張します。また、JavaScript フレームワークに依存しないように設計されているため、バニラ JavaScript やほとんどのフレームワークおよびモジュール バンドラーで構築されたアプリケーションで使用できます。

マップ コンポーネント

@arcgis/map-components パッケージには、マップ コンポーネント、シーン コンポーネント、および SDK の既存のウィジェットと同等の機能を持つ他のコンポーネントが含まれています。

以下は、item-id 属性を持つマップ コンポーネント <arcgis-map> の使い方を示すコード スニペットで、指定されたアイテム ID を使用して ArcGIS マップを Web ページに埋め込むこと方法を示しています。

<arcgis-map item-id="05e015c5f0314db9a487a9b46cb37eca"></arcgis-map>

チャート コンポーネント

@arcgis/charts-components パッケージには、ArcGIS Maps SDK for JavaScript アプリケーションでチャートを作成するために使用されるチャート コンポーネントチャート アクション バー コンポーネントが含まれています。各チャートは、共有チャート仕様に準拠した model オブジェクトを設定することでレンダリングできます。この model オブジェクトは、フィーチャ レイヤーから読み込むか、チャート モデルを使用してプログラムで構成できます。

以下は、<arcgis-chart> チャート コンポーネントと、デフォルトのチャート操作を追加する <arcgis-charts-action-bar> の使用例を示すコード スニペットです。layer-item-idchart-index の 2 つの属性を使用して、データ ソースとレンダリングするチャートのインデックスを指定します。

<arcgis-chart layer-item-id="8871626e970a4f3e9d6113ec63a92f2f" chart-index="0">
  <arcgis-charts-action-bar slot="action-bar"></arcgis-charts-action-bar>
</arcgis-chart>

コーディング コンポーネント

@arcgis/coding-components パッケージには、Arcade エディター コンポーネントが含まれています。このコンポーネントを使用すると、エンド ユーザーはレンダラー、ポップアップ、ラベルのために新しいデータ値を動的に作成するための Arcade 式を作成できます。ユーザーは、Map Viewer や Arcade プレイグラウンドでの編集と同じ体験を得ることができます。

埋め込み可能なコンポーネント

埋め込み可能なコンポーネントには、埋め込み マップ コンポーネントが含まれています。 このコンポーネントを使用すると、デフォルトのコンポーネント(ズーム、凡例、ブックマークなど)があらかじめ設定された Web マップを、あらゆる Web サイトにすばやく統合することができます。ユーザーは ArcGIS Online のマップ ビューアーから、最小限の設定でインタラクティブなマップを追加できます。

<arcgis-embedded-map
  item-id="ceb8954a5f2c457284c5074efd5a5ca0"
  theme="dark"
  heading-enabled
  legend-enabled
  information-enabled
  style="height:300px;"></arcgis-embedded-map>

MDN で Web コンポーネント全般について詳しく学ぶことができます。