インストール ガイド

出典:ArcGIS Maps SDK for Unity - Guide - Install and set up

このインストール ガイドでは、ArcGIS Maps SDK for Unity のインストールとセットアップ手順を紹介します。マップを表示する方法については「アプリの作成」のチュートリアルをご覧ください。

インストールおよびセットアップ方法

ArcGIS Maps SDK for Unity は Unity 用のプラグインです。ArcGIS Maps SDK for Unity を使用して ArcGIS の実世界のマップや 3D コンテンツを使用した 3D GIS アプリケーションを作成するには、Unity プロジェクトを準備する必要があります。作業を開始する前に、必ずプラグインをダウンロードしてください。

1.Unity のインストール

このプラグインは Unity 2022.3.x と Unity 6 でサポートしています。インストールされていない場合は、Unity をインストールしてください。

以下の手順は、プラグインを新しいプロジェクトにインストールする方法を説明します。既存のプロジェクトがある場合は、そのプロジェクトにプラグインをインストールできます。

2.プラグインのインストール

  1. 新しいプロジェクトを作成するには、Unity Hub を開き、[プロジェクト] タブを選択し、[新しいプロジェクト] ボタンをクリックします。

  2. ポップアップ ウィンドウで、以下の設定を定義してください。

    • エディター バージョン: ArcGIS Maps SDK for Unity は、Unity 2022.3 LTS、6.0 LTS、および 6.1 をサポートしています。複数の Unity エディター バージョンがインストールされている場合、ポップアップ ウィンドウの上部でサポートされているエディター バージョンを選択してください。
    • テンプレート: このプラグインは、High Definition Render Pipeline (12.x) と Universal Render Pipeline (12.x) の両方をサポートしています。High Definition 3D Core または Universal 3D Core テンプレートをダウンロードできます。これらのテンプレート以外のテンプレートを選択した場合、レンダリング パイプライン パッケージを手動でインストールする必要があります。(レガシー ビルトイン レンダリング パイプラインはサポートされていません。)
    • プロジェクト名: プロジェクトのメイン フォルダーの名前を設定します。このフォルダーには、プロジェクトに関連するアセット、シーン、その他のファイルが含まれます。
    • 場所: プロジェクトがコンピューターのファイル システム内に保存されている場所。デフォルトのプロジェクトの場所は、コンピュータのホーム フォルダーに設定されています。

3. プラグインのダウンロードとインストール

プラグインは、Unity Asset Store またはダウンロード ページからダウンロードできます。

Unity Asset Store からダウンロードする

  1. Unity Asset Store からプラグインをダウンローします。
  2. ダウンロード後、上部メニューの [ウィンドウ(Window)] > [パッケージ マネージャー(Package Manager)] > [マイ アセット(My Assets)]を展開し、ダウンロードしたアセットを開きます。
  3. Unity ドキュメントの Importing an Asset Store package の手順に従ってください。

プラグインがプロジェクトにインポートされると、[パッケージ (Package)] メニューから [プロジェクト内 (In Project)] を選択したときに、プロジェクト ウィンドウの [パッケージ (Packages)] セクションに ArcGIS Maps SDK for Unity フォルダーが表示されます。

ダウンロード ページからダウンロードする

  1. ダウンロード ページからプラグインをダウンロードしてください。

  2. ダウンロード後、上部メニューから[ウィンドウ(Window)] > [パッケージ マネージャー(Package Manager)] をクリックして、[パッケージ マネージャー(Package Manager)] ウィンドウを開きます。

  3. [パッケージ マネージャー(Package Manager)] ウィンドウの [+] アイコンをクリックします。

  4. リストから [.tgz ファイルからパッケージを加える… (Add package from tarball)] を選択し、ファイル ブラウザーを表示します。

  5. .tgz(tarball) ファイルを保存したフォルダーに移動します。

プラグインがプロジェクトにインポートされると、[パッケージ (Package)] メニューから [プロジェクト内 (In Project)] を選択したときに、プロジェクト ウィンドウの [パッケージ (Packages)] セクションに ArcGIS Maps SDK for Unity フォルダーが表示されます。

4. サンプル アセットのインポート

ArcGIS Maps SDK for Unity には、シーンに機能とビジュアル フィデリティーを追加するために使用できる追加のサンプルとツールが付属しています。

以下の方法で、プラグインに付属しているサンプルアセットをインポートします。

  1. トップ メニューで、[ウィンドウ(Window)] > [パッケージ マネージャー(Package Manager)]** を展開し、[パッケージ マネージャー (Package Manager)] ウィンドウを開きます。
  2. 左側のリストから [ArcGIS Maps SDK for Unity] を選択します。
  3. 右側のパネルで [サンプル (Samples)] タブをクリックします。
  4. [Sample Content] の隣にある [インポート (Import)] ボタンをクリックします。

サンプル アセットがプロジェクトにインポートされると、[プロジェクト (Project)] ウィンドウの [Assets] > [Samples] の下にフォルダーとそのコンテンツが表示されます。

5. シーン設定オプションの選択

プラグインは、シーン内で ArcGIS データおよびその他の地理空間コンテンツを使用するための 3 つのオプションを提供します。

  • Map Creator UIでは、コードを一切書かずにシーンを作成するオプションが提供されます。
  • コンポーネントは、シーン内のゲームオブジェクトに添付できます。
  • C# API では、プラグインのソースコードを修正することでカスタマイズ オプションが利用可能です。